医療法人 三木医院

阿武山 の 小児科,内科/発達障害外来  医療法人 三木医院

高槻市上土室3丁目12の1
072-696-0067
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診療案内

予防接種

●生ワクチン
生きた病原体の病原性を弱めたものを接種、体内で増え免疫を獲得。
つぎの他のワクチンまで27日間以上あける。
●不活化ワクチン
免疫をつくるのに必要な成分を病原体から取り出し、毒性をなくしたものを何回か接種。
つぎの他のワクチンまで6日以上あける。

●定期接種
厚生省や自治体により決められた期間に (よく分からなければ、ナースにお聞きください)公費(無料)で接種を受けることができます。
ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、四種混合、BCG、MR、水痘、日本脳炎、二種混合
●任意接種
希望者が費用を(個々の値段は窓口でお聞きください)自己負担して接種を受けます。
自費ですが必要性が少ないということではなく、公費にする予算がないということです。
インフルエンザ、ロタウイルス、おたふくかぜ、A型肝炎

診療日の以下の時間枠で、各々2~3名ずつの予約を受け付けます。
午前診:午前8時半、9時半、10時半、11時半
午後診:午後4時半、5時半、6時半
また、ご希望があれば、午前は11時半までに、午後は6時半までに、受付番号に従って随時接種します。
必ず問診票はおうちで記入して持参してください。
母子手帳を持参されないと接種できませんので、ご注意下さい。

 

絵画
●ワクチン同時接種の必要性や安全性について
日本の赤ちゃんが1歳前に接種するワクチンは6-7種類。さらに同じ種類を何回か接種しなければならず、接種回数は15回以上になります。またBCGなどの生ワクチン接種後は、4週間あけなければ次のワクチンが接種できません。
数種類のワクチンを異なる部位に(図①参照)同時に皮下注射する同時接種は、できるだけ早く赤ちゃんに免疫をつけるのに有効で、通院回数を減らし、接種率を向上させるのに非常に重要です。

赤ちゃんは免疫力が脆弱で、そのときかかる感染症には重篤になることがあり、り患してしまうと良い治療法のない病気もいまだあります。しかし最近、これらの病気を防ぐワクチンが増え、生後2か月から接種を開始し、なるべく要領よく数回ある接種を完了しましょう。数種類のワクチンの同時接種は効果や副反応、安全性の面でも単独接種と変わらないので、ワクチンの効果を最大限に発揮させるため10年以上前から世界中では同時接種が勧められています。
接種部位


赤ちゃんの免疫機構は確かに未熟だと思われますが、数種類のワクチンを同時接種しても負担はほんのわずかで、持っている免疫力全体の0.1%ぐらいと考えられます。実際、いままで世界中で行われてきていて問題ないことが絶対的に安心である証拠です。

同時接種においてワクチンの組み合わせや本数に制限はありません。それぞれのワクチンが接種年齢に適合していれば可能です。 これらの予防接種スケジュール(図②参照)は複雑で、ただでさえ育児に忙しいお母さんにとって悩みの種でしょう。このコーナーを参考にしていただき、事情で変則的になってしまって分かりにくくなった場合は、遠慮なく診察時間に電話していただくか、お問い合わせメールをご利用ください。大切なお子様に予防医療が悔いなく発揮されるように尽力致したく思います。

ワクチン同時接種をご希望の場合は、当日でも、前もって電話してください。来院されてから体温を測定しますが、接種のための該当する問診票はすべて記入をおうちで終えておいてください。もし該当する問診票がおうちに揃っていないときは、事前に取りに来られ用意してください。可及的速やかに接種を終えて、院内感染を防ぐため院内滞在時間を少なくしたいと考えています。
 

典型的な予防接種スケジュール
画像クリックで印刷可能


●1歳までに接種を受けるワクチンの種類や接種回数は以前と比べて多くなっています。
赤ちゃんは、お母さんのお腹にいるときから様々な病気に対する免疫を胎盤を介して受け継ぐため、生まれてしばらくの間は感染症から守られています。
しかし、百日咳の抗体は生まれて早い時期に、麻疹の抗体は1歳までに失われてしまいます。
そのため、百日咳を含む4種混合ワクチンは生後3ヶ月、麻疹を含むMRワクチンは生後1歳になったらなるべく早い時期に接種する必要があります。
このように、赤ちゃんがお母さんから受け継いだ免疫効果が減少する時期、感染症にかかりやすい年齢、かかった場合に重症化しやすい年齢などを考えて、予防接種の種類や内容、接種の推奨時期が設定されています。
これらの予防接種の詳しい内容は、かかりつけ医もしくはお住まいの保健センターにご相談ください。

●B型肝炎ワクチンが定期接種(公費)になっています。
日本ではB型肝炎ウイルス感染者数は100万人以上と言われており、血液のほか、唾液や汗などからも感染することが知られています。
急性劇症肝炎を発症した場合は命に関わることもあります。
またウイルスに感染しても症状が出ずに、ウイルスを体内に保有し続けることがあり(キャリア化)、乳幼児は感染するとキャリア化しやすく(1歳未満では90%)、生涯にわたり肝硬変や肝臓がんに進行するリスクを抱え続けることになります。
そのため、1歳未満でのB型肝炎ワクチンの接種が推奨されています。

対象年齢:生後1歳未満
接種時期:生後2ヶ月から、3回の接種が必要になります
接種時期:1回目と2回目の間は4週間
接種時期:1回目と3回目の間は20~24週間

●水痘ワクチンが定期接種(公費)になっています。
対象年齢は1歳から3歳未満で6カ月以上あけて2回接種します。
但しこれまで自費にて1回接種している場合は、この年齢内なら2回目の接種が公費です。
もちろん水痘に明らかにかかった方はワクチンをする必要はありません。

●ロタウイルスワクチン接種(任意)をおすすめします。
ロタウイルスは乳幼児の感染性胃腸炎の原因となるウイルスのひとつです。ロタウイルスには多くの型があり、5歳頃までに少なくとも1回以上は感染を経験するといわれており、特に重症化しやすいのは生後6カ月から2歳までの乳幼児です。毎年冬から初春にかけて流行がみられ、2から4日の潜伏期を経て発症します。嘔吐や水様性下痢を繰り返すのが特徴的で発熱も多くみられます。

その下痢便が灰白色(クリーム色)である所見から、ロタウイルス腸炎を疑うことになります。通常これらの症状は1週間程度で治まりますが、重症になると、熱嘔吐下痢により脱水状態になりやすく、痙攣、脳症の合併症が起こることがあります。

感染経路は主に、便にでてきたロタウイルスが手などを介して口に入ることによる糞口感染といわれています。強い感染力のためわずかなウイルスで感染し、体外の環境にも生き残るため、汚染されたものを少しでも口にするだけで感染します。
日本では総患者数が年間約80万人に及び、患者15人に1人が入院していると推定されています。ロタウイルスに対する薬剤がないため、対症療法しかなく、ワクチン接種による予防が肝要で、WHOもロタウイルスワクチンの乳児への定期接種を勧奨しています。

日本でも近い将来には公費接種となる予定ですが、現在は1回14,000円の高額自己負担となります。ロタウイルスワクチンは経口接種する生ワクチンで、生後6週から24週までに、4週間以上の間隔をおいて2回接種します。実際上は、生後2ヵ月時のヒブ・肺炎球菌ワクチン1回目と同時接種することをお勧めします。ちなみに大阪府では半分以上の方がロタウイルスワクチンを同時接種されています。

 

 

乳幼児健診、育児相談(予約制)

予防接種の予約枠を使って、一枠ひとりの予約をして頂きます。
また、ご希望があれば、午前は11時半までに、午後は6時半までに、受付番号に従って随時おこないます。

赤ちゃんが誕生し、まず首がすわります(4か月)。寝返りをして(6か月)、這い這いをします(8か月)。
そしてつかまり立ちして、ついに独歩。感激の独り歩きは個人差が大きいので、一歳半までにできればよいのですよ。

赤ちゃんは、母胎内と出生後のたった二年間ほどで、お魚から人類に至るまでの、長い進化の歴史をダイジェストします。脚本は同じでも役者が違えば、個性的相違がでるのは然るべきで、わが子の一生懸命な演技に拍手喝采で応援してあげましょう。精神運動発達のチェックは、節目となるこの3回の月齢あたりにするのが理想的です。その乳児健診では、ボイタ法(姿勢反応)を用いて中枢性の運動発達度を評価します。